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松山夏奈

日常

“KISSの法則”でみるみる仕事が上手くいく!?ただの「すっとこどっこい」にならないシンプル思考の始め方。

どうも、セールスコピーライターの松山夏奈です。

コピーライターなのにコピーの話をこのブログではあまりできていないことに気づきました・・・。

ですので、今日は仕事のことを少しだけ書こうと思います。

皆さんは“KISSの法則”ってご存知でしょうか?

 

■まずはご覧ください、この画像は私のデスクのモニターです。

Keep

It

Simple,

Styupid!!

 

「簡単に言え、すっとこどっこい!!」

 

これはロッキードスカンクワークスの技術者、ケリー・ジョンソンさんが考えた言葉だそうです。

(元々は”Keep it short and simple”=“簡潔に単純にしておけ”という意味だったそうですが・・・)

仕事中、絶対に見えるところに貼るくらいにはこの“KISS”が最重要!

さもなくば「すっとこどっこい」になってしまいます・・・

 

■簡単に言うことの難しさ

私がコピーを書き始めたとき、一番初めに躓いたこと。

それは「簡単に説明できない!」という致命的な壁でした。

 

というのも。

美しく書くことにこだわりすぎて、無駄な文字が多かったんです。

難しい漢字やわかりづらい言い回し、言葉の裏を読んでもらおうとするような固くて読みにくい文章。

“読んでもらう”ことばかりを考えて“商品を売る”ことが全くできていませんでした。

これではセールスコピーライターとしては失格ですね。

だってだれの利益にもならない文字を書いていたのですから。

 

■そんな時に出会ったのが“KISSの法則”でした

ジョン・ケープルズ著、神田昌典監訳の「ザ・コピーライティング」という本を読んでいた時でした。

そこで出会ったのが“KISSの法則”。

「簡単に言え、すっとこどっこい!」

これは私の心に深く刺さりました・・・。

自分がどれだけ「すっとこどっこい」なことをしていたのかと恥ずかしくなったのを覚えています。

 

■実際、「簡単に言う」ということは“簡単”ではありません。

まずは、自分がしっかり理解をしていないと、かみ砕いたり、順を追った適切な説明はできませんよね?

理解していないのに簡単に言っているのは「知らないからそれしか言えない」だけです。

自分の理解が全く足りていないから、不必要な言葉が分からない。

全ての文字や言葉に意味があるように思えてしまって、無駄な尾びれや背びれをつけてしまう。

これでは本当に言いたいことが埋もれてしまって、読み手(聞き手)には本来の意味が通じません。

 

■「美しい文章が書きたい」という無駄なプライドを捨てました。

それから、引き算のコピーを書くようになりました。

最終編集をしているときに

「この文章、必要?」

「この段落、必要?」

「むしろこの説明自体いらなくない?」

今まで自分が紡いだ文字を大幅に消してしまうことがどうしてもできませんでしたが、今ではバッサバッサと切れるようになりました。

 

「コピーに必要な文字数は、

そのコピーが目的を達成するのに必要な長さ。

つまり

・必要な情報

・購入を決断するのに十分な知識

この2つを過不足なく盛り込んだうちで一番短い長さにすること」

 

コピーの世界ではこれが大前提なのですが、私は気づかぬうちに大幅に長くなってしまっていたのだな・・・と気づいた瞬間であります。

 

実際、ばっさり切れるようになってから、少しだけ原稿の当たり率や効果が上がりました。

(まだまだ精進中ですが・・・)

 

■これはコピーだけの話ではないと思います。

対人で何かを説明したり質問したりするときに、回りくどい言い方をしていませんか?

ちなみに私はしてしまっていました。

筋道が立たないまま話し始めて、論理展開が全くできずに誰かの時間を頂いてしまう・・・。

例えば

「え~っと、あの~、その~・・・」と頭がフリーズして、

「で、だから何?」という話を長々とするような「すっとこどっこい」でした。

 

そこでも“KISSの法則”が役立つと思います。

何事も簡潔に端的に、常に“シンプル”に伝えるために

結論から道筋立てて先回りして考えることによって・・・

 

  • 人からもらう時間を最小限に抑えながら、要点を伝えることができる
  • 意味を取り違えられないから、欲しい回答が返ってくるようになる
  • 誰もイライラしないし嫌な思いをしない

 

とはいえ!

私自身まだまだできていないことでもあるので、偉そうなことは言えません。

しかし“KISSの法則”を守ることができればみるみる仕事の効率が上がるのではないかと思います。

“簡単に言う”のは簡単ではありませんが、自分の理解を深めていくことでそれができるようになるということを肝に銘じて、ただの「すっとこどっこい」にならないように努めていきたいと思います!

 

■余談。

ちなみに私が初めてザ・コピーライティングを読んだときに

“KISSの法則”の法則の“Stupid”を「すっとこどっこい」と訳していたのにとっても感動しました!

これぞ的確で伝わる表現!!!!!

【Stupid=馬鹿、間抜け、愚か者】と訳してしまいそうになりますが、そこであえて日本語としての響きや世界観を取り入れた名訳だと個人的に思っています。

ザ・コピーライティングで翻訳を担当された神田昌典さんはじめ、齋藤慎子さん、依田卓巳さんの翻訳センスに最大限の拍手と尊敬と感謝を込めて、この余談を〆たいと思います。


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