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島袋 海咲

日常

超えられないなら、くぐっておいで

誤解を恐れずに言うと

私はコピーライターを生業としながらも、

自分の思いや考えを言葉にするのがとても苦手だ。

世の中に伝えたいことだって、それほど多くない。

 

だからこのブログライティングの順番が回ってくると、毎回困り果ててしまう。

今回も、〆切を1カ月近くも過ぎてからようやく手を付けるありさまで、業務管理部の竹元さんを困らせてしまった。トホホだ。

 

ただ、アウトプットというものは完全に「慣れ」がものをいうと思う。

これからも、めげずにどっこい絞り出していく。

 

ということで

今回は「苦手を克服する」ということについて考えてみる。

冒頭から自分の話ばかりで恐縮だけれど、

私自身、三十路にもうじき手が届こうとしている今、

以前と考えが大きく変わったことが一つある。

 

それは、「ツラいだけが正解じゃない」と感じるようになったこと。

 

20代はとにかく「弱点を克服することこそ人生」だと思って生きてきた。

スポコンよろしく、困難に真正面から立ち向かい、嵐のなか雨風を受けてひた進むことが唯一の解決策だと信じてやってきたように思う。

それがやり切れない自分に何度も幻滅したし、人にも求めていた!

 

―問題は常に自分自身にあって、諸悪の根源たる「弱点」をきちんと絶っていかない限り、成長も進歩もない―

もちろん、ここに関しては今も変わらずに真理だと思っている。

ただ・・・

 

問題を問題としてきちんと見定めたうえで、

「解決へのアプローチ方法」はもっと柔軟に選んでいいんじゃない?と感じるようになったのだ。

行きたい場所があるなら嵐が過ぎてから出掛けていけばいいし、克服したい弱点があるなら、「好き」とか「得意」を武器にとって、ゆうゆうと挑めばいいと思う。

 

つまりこれって、食べられない野菜を小さく刻んでオムライスに混ぜ込んでしまうのと大差ない話で。

それは「逃げ」ではなく、「知恵」だと思う。

大事なのは、本質を見誤らないこと。

学生時代に読んだ、銀色夏生という詩人の

「超えられないなら、くぐっておいで」という言葉が、この歳になってようやく正しく腹に落ちた気がしたのだ。

 

こーんなシンプルなことに、今更ながら気付かせてくれたのは、部下や同僚の存在。

目的達成のための努力は言わずもがな重要。

だけれど、しなくていい苦労はしないでいてほしい。

「らしさ」を存分に活かしながら、もっと自由でもっとピースな問題解決へのアプローチを模索してほしいと思ったのだ。

 

もう一度言わせてもらうと、

それは「逃げ」ではなく、「知恵」だ。

 

そんなことを考えていた週末。

 

さて、季節はもう3月!

寒くもないし暑くもない。こうも肌に感じるストレスがないと、なんだか裸で歩いてるみたいに感じてしまう。…そんなことはないか。

とにかく花粉症の方が気の毒で、早く特効薬が流通しますように。

では、また!


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